最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

智慧者として生きる道

小池百合子が勝った。

おそらく都民は何も期待していないのだろう。

要するに今以下になるならば今の水準でよいと判断だ。

特に今は緊急事態である。

こういう時にゼロからスタートすることは難しい。

 

山本太郎の言っていることは理解出来る。

けれども10万円をまた配るという公約は守れないだろうとまともな都民ほど思ったはずだ。

山本太郎が真剣であること伝わるが、彼はいわゆる弱者という取り巻きから支持を受けそして彼らによってダメにされていくだろう。

今は水と油を両手に持っていることができるが、権力を持った時には結果としてどちらかを切り捨ていることになる。

その時に今の山本太郎では持たない。

この問題の本質は閣僚になった時の小泉進次郎の時と同じである。

 

さて、武漢コロナに加えて大雨である。

夏には台風がいくつ来るか。

どれだけの費用が復興にかかるのだろうか。

国や地方が財政問題を頻繁に提起するようになるだろう。

そうなると返す刀で公務員の給料が高すぎるという指摘がそろそろ民衆から出て来る。

メディア関係者も庶民化しつつある今だ。

公務員が結託できるのはNHK総合だけになるだろう。

こうなってくると安定が魅力とされた公務員は辛い立場になっていく。

例外は自衛隊員くらいであろう。

 

ただ、繰り返しになるが、こういう様々な問題に思いを巡らせた時に心を暗くしていくようでは本末転倒もよいところである。

確かに世の中理不尽が激増していくだろう。

しかし、智慧者として生きる道は燦然と輝いている。

世の中をよく観察し社会思想の浄化に努めることはその道から行うべきである。

時代は大転換期にある。

頼りになるのは常に仏法のみである。

よく現実がうまくいっていないから宗教に頼るようになるのだという人がいるが、かわいそうだ。

違う。

若いうちから真摯に取り組むからこそ現実がうまくいかなくなった時に対応ができるのである。