最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

すべてひっくり返っていく

昨夜から小鳥の赤ちゃんを保護している。

たぶんスズメの赤ちゃんだ。

本当に小さい。

生後それほどたっていないうちに巣から落ちてしまったのだろう。

ヒーターを入れた巣箱を作り家族で餌を与えている。

ピーピー小さく泣いている。

生き延びて欲しい。

 

このスズメの赤ちゃんと同じような境遇の人は増えていくだろう。

しかし、御仏様はちゃんと見ていて下さる。

きちんと魂を支えて下さっている。

それを自分が意識できるかできないかは本当は問題ではない。

このスズメの赤ちゃんと同じように事実としてすでに加護されているからだ。

 

今現場で働く人たちのおかげでなんとか社会が回っている。

たとえば、コンビニやスーパーに商品が並んでいる光景は決して当たり前のことではない。

生産から加工包装流通に至るまで生身の人間が汗水垂らして働いてくれた結果である。

決して具体的なニュースにならないのは、それが資本家の恥部であるからだろう。

安い賃金で身分の保障を与えるわけでもなく都合よく使い倒している。

 

しかし、現場で働く人は今最高のチャンスに直面していると断言できる。

なぜなら、時代がその陰徳を明るく照らし出そうとしているからだ。

人を圧することなくただ黙々と他の役に立つために働く人がやはり正しい。

時代が万人に改めてこれを知らしめるだろう。

一方、テレワークで現場に理不尽な指示を出すような仕事をしている人は残念ながら仕事を通して魂を磨く機会はかなり乏しいと言わざるを得ない。

 

時代はひっくり返っていく。

反省できずに恐怖からさらに奪取に走る者はそのまま旧世界と共に滅びるだろう。

利他に進む者は利他に励む者と出会い極楽浄土へ赴く。

それは自発的に物資が公平に行き渡る世界である。

 

正しく進むのならば苦しい時はチャンスである。

相手からみて自分が苦しく見えるときほど実はチャンスである。

信頼を育むことできるからだ。

自分が辛い時に人から逃げると幸福は遠ざかる。

勇気が大切である。