性エネルギー昇華の実践をすると、支出がかなり減るという特典がある。
身体の負担になりにくいものを適正量食べるだけという志向に自然になってく。
しかも、静けさも大切にしたくなるので、夜の歓楽街などへは行きたいという気持ちすら起きなくなる。
当然、自宅でもお酒を飲むということもない。
そして、静けさの中に力強さを求めるようになるので、必要十分な運動も自然としたくなる。
これは貧乏な暮らしということになるだろうか。
読経による聴法の因縁勢力により感受性が高まることもあり、小さなことにも気づきやすくなり感動する機会が圧倒的に増える。
これはむしろ豊かな生活であると思う。
日本が起死回生を果たす方法は、本当な簡単なことである。
もう一度、最貧国並みの水準から働き直すだけである。
これは本当は我々の意識を変えるだけで出来ることである。
しかし、一度得たものを手放しくないのが人の常であるから、日本をはじめとした先進国の多くの人は肉体的欲望を中心にした経済指標にとらわれ変わることが出来ず、結果全体として軒並み停滞期に陥っているだけのことである。
それをみて侮る今活力あるアジア諸国も、物欲にまみれている以上、いずれは今の先進国のようになる。
本能に生きるものは、盛者必衰。
これはこの世の理であるから、六道を超える道に踏み出さない限り何人も逃れることは出来ない。
ただ、自分自身は変わることはできる。
苦しい経験をする者は智慧を得て気付いているはずである。
一番くだらないものはプライドというエゴだ。
プライドを捨ててもう一度根本的な努力を始めていけばいいだけだ。
戻るべき所まで戻ろう。
それは麻酔をせずに歯を削るような痛みを伴うかもしれないが、それはたった一回だけの痛みだ。
謝るべきところは神仏に対して謝っていこう。
それを乗り越えれば、自分のなすべき課題が明確になる。
そして、人より多く働く。
それを可能にするために性エネルギー昇華の実践をはじめるのだ。
これからの時代は、性エネルギー昇華の実践をしている人間の多い国から新たな発展の道に入っていくことは間違いない。
性エネルギー昇華の実践をする以上に地球と調和できる生き方はない。
そして、性エネルギー昇華の実践こそが利他行の端緒になり、利他行こそが宇宙の叡智と繋がる唯一の手段である。
宇宙時代の幕開けに最も相応しい生き方である。