緊急事態宣言が法的な拘束力を持つようになると、行政権の位置づけが変則的になる。
イメージとしては期限付きで中国共産党と似た感じになる。
行政権が国民の私権の制限を行いやすくなる。
マスクの転売対策などは個別法で対応できるようであるが、これから起こる様々な事態に個別法による行政では対応し切れないであろうことが想定されての宣言である。
もう少し国会による統制があるとよいが、これが日本国民のレベルだと思って見守るしかないだろう。
この緊急事態宣言で生活は息苦しくなるだろうか。
融通無碍でありたいと思う。
性エネルギー昇華の実践をする者は、例えば、明治憲法クラスのフィールドでも全く問題なく伸び伸び生きることができるはずだ。
利他行を意識する者の考え方は単純なリベラリズムではなく周囲への配慮も怠ることがないからだ。
信仰を否定する共産党思想とは相容れることはできないが、社会に害を与える存在ではないとされるであろうから放置の対象になるに違いない。
私権を制限されて困るのは、どういう人たちだろうか。
犯罪を犯そうとしている者か、日本に恨みをもっている者か、反社会的な信念を持っている者か、芸術表現のためか、要するに、基本的に、逸脱している人たちである。
(もちろん例外はある。)
性エネルギー昇華の実践をすれば、政治思想に苦しむことはないだろう。
なぜなら、それが哲学ではないからだ。
学問を無視してはいけないが、学問上の論争については信心信仰を持つ者の方が学者より鮮やかに決断を下せるはずである。
学問で悩むということは高尚なことではない。
無色界で迷うということである。