最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

結果を気にしてはいけない時代が始まる

毎年このシーズンになると桜のある光景に温かさと寂しさが入り混じる。

子供と過ごす時間はいつまでも続かない。

少し焦るような気持ちをグッとこらえて子供の手を繋いで桜をみに出かけた。

 

さて、もはや何事も結果を気にしてはいけない。

ただこの一瞬の集中があるだけだ。

結果を気にして出来るだろうかと憶測を持ち出した途端にそれは自我となろう。

自我を滅する基本はベストを尽くすただそれだけである。

 

ベストを尽くせばどんな結果もそれが結局最上の道なのである。

結果が求められると悩むことはやめた方がいい。

それはすなわち自我で思い悩むことである。

無理だと思う。

それが自我である。

 

心を放逸にすればするほど苦が増していくことは真実であると私は経験から思う。

人の期待に応えていくことではない。

どんな態度をとられたとしても己の祈りを崩さない強さの方が大切であると気付くことである。

崩すのは常に自分自身であるという厳然たる事実に気付くことである。