最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

民間を無邪気に傷つける公務員

ボランティアの出足が悪いという公務員の小言がニュースにあった。

バカにするのもいい加減にしろという話である。

市役所などでも市民のボランティア活動を整備しているところがあるが、おかしい。

公務員が民間の善意を無償で活用する姿勢は悪である。

 

いかに自由主義が大切か理解しなければいけない。

自由主義とは権力と関わりを持たない領域を確保するということだ。

まさにその領域にこそボランティア活動はある。

なぜ公務員にいちいち出足が悪いなどと監視めいたことを言われなければいけないのか。

大臣おまえがやれ!

香港人が感じている大苦悩を理解するための素材は日本にもチラホラ存在しているのである。

 

現代の保守主義はリベラルの核として存在すべきなのだ。

いまだに国家主義と同義のように保守主義を語る人間は、よほどのアホか権力志向の公務員だけである。

 

憲法改正に賛成する人間のうちにはかなりのアホが混じっている。

大臣の言うことと国民の哲学の問題を区別できないアホである。

9条で日本を守れるのかという連中がかなりいるが、9条をちゃんと読めば自衛戦争は可能であることくらいすぐに分かる。

9条にはその解釈を可能とするための芦田修正が入っている。

芦田修正くらいは知っていなければいけない。

いかに政府が本来出来る事を出来ないように語っているか分かるだろう。

 

結局、9条改正の議論はアホを釣るための餌である。

憲法改正の本当の狙いは個人の人権を一般的に制約するための緊急事態条項の挿入である。

これがあれば公務員天国を間違いなく確立することができるからである。