最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

山尾議員の造反は正しいが、惜しい。

当然公務員に都合の良い法案になっているはずである。

改正特措法は、行政権に強大な権力を付与する内容を持つ。

山尾議員は、国会による行政統制が甘いことを理由に立憲民主党の執行部に噛み付いたが、この指摘自体は正しい。

民主主義の当たり前の帰結である。

国民主権の国に住んでいる以上、この論点については右も左もない。

このブログでも散々指摘しているが、規制が増えれば、甘い汁を吸える公務員が増え、増税の根拠が出来るだけである。

 

しかし、山尾議員の過去の不倫騒動故に彼女の存在がむしろ仇になっており、この本来ならば正しい指摘が変人による戯言のように世間に受け止めれたことは不幸としか言いようがない。

ただ、私は今回の彼女の行為は評価したい。

 

この一件から学ぶことは一つである。

論証だけよければいいというのは、妄想であるということだ。

信用は結局行いからしか生じない。

仕事さえきちんとやっていればプライベートは関係ないなどということはあり得ないのである。

特に規範論に携わる者にはそれがそのまま当てはまる。

24時間仕事なのである。

信念をいつか表現しようと志す者は、足元の日常生活をとにかく大切にすることだ。

人はそこを見ていると考えてよい。

以上、このブログにおいてもすでに触れていることばかりである。

 

ともあれ、この国難においては、全国民が団結する必要がある。

我々の真の仲間は一億と少しである。

欠点だけをみるのではなく視点をより高いところにおく必要もある。

すぐに公務員に対して「法的根拠を示せ!」だの「違法だ!」だの叫ぶだけの左翼連中がいるが、それもまた違うのである。

必要な公務はあるのであるから、協力するべきときには協力するのが国民の責務であるし公共の福祉へ参加である。

緊急時においては公務員による軽微な違法な執行というのは生じるかもしれないが、国民として協力すべき場面はあるだろう。

 

3.11の時、私は気の立ったトラックの運転手になぜか殴られそうになったことがある。

理由は不明だ。

彼の目が赤く血走っていたので、今思うと、過酷な労働で疲れたいたのかもしれない。

今後、そういう人間が増えてくるだろうと思う。

嫌な目に会ってもすぐに心を切り替えることが大事だ。

そのために性エネルギー昇華の実践を心がけておきたい。