胸の筋トレとしては手を広めについての腕立て伏せだろうか。
なれていない人は膝をついてやると負荷が減るので試してみるといい。
腕立て伏せは胸以外にも様々な筋肉のトレーニングになっている。
手をつく位置やつき方や幅を変えるといい。
たとえば手を狭めにつけば腕に負荷が強くいく。
私は他にフラットベンチを使ってダンベルベンチプレスやダンベルフライを足しているが、腕立てをきっちりやっておけば十分だと感じ始めている。
なぜなら重量は追わないから。
低負荷でじっくり練り込むようなトレーニングを目指している。
たとえば背中が筋肉痛になっていても筋肉痛になっていない胸は箇所は鍛えられる。
そういう発想が分割トレーニングにはあるようだ。
しかし、疲労感自体は分割できるわけでなく、経験上、ちょっと言い過ぎではないかと私は思っている。
休むことも立派なトレーニングなので、筋肉痛で怠い時は休養を優先させたい。
ただ、自分が分かってこれば分割トレーニングは間違いなく怪我防止になる。
ランニングでもそうだが、故障したり怪我をしたら、ゼロだしマイナスになる。
努力が完全に無駄になるといっても過言ではない。
そういう怖さを自覚するためには、一度は故障した方がいいのかもしれないけれども、アラフォーくらいからは回復力も落ちるので、可能ならば、これを想像力で体得しよう。
余力を残して終わらせる。
これに尽きると思う。
ボディービルダーを除けば、通常、筋トレ自体は己の使命そのものではないはずだ。
真の目的との関係では筋トレの位置付けについては少し器用さが必要かもしれない。
目先のことだけに熱中しやすい人は要注意というところか。
熱中することはよいのだが、性エネルギー昇華の実践の一部と位置付けると発想が柔軟になるだろう。