最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

その性エネルギー昇華の実践が悪魔崇拝になっていないか

ほとんど語られていないことがある。

それは性エネルギー自体は、価値中立だということだ。

これは善用にも悪用にも使うことができてしまう。

調子が出てくることと、道に適っていることとは全く別のことである。

悪用しない方法をひとつ伝えておきたい。

それは、他人のことを先にして自分のことを後にするという順序を守ることだ。

この順序に対して不浄霊は介入できない。

悪用していると自分の事ばかりになる。楽しくて仕方なくなる。

その結果、態度が傲慢になってくるのだ。

私は、起きてすぐまず命に感謝する。

そして、すぐ仏壇に水を供え、軽く身支度を整てから読経するようにしている。

その後に掃除をする。

これは敬愛する師の観察を通して確立した智慧だ。

やはり静けさの中に喜びがある状態がいいと思う。

 

なお、ひとつ注意しておきたいのは、自分のことをしてはいけないというわけではないことだ。

自分自身のこともきちんとやる。

自分の身の回りが疎かになり逆に信用を失うことがある。

要するに、自他の区別がなくなるくらいに打ち込んだ方がいいということだ。