性欲はもっと語られてよいのかもしれない。
自分は女性ではないので、以下男性に限定する。
男性というものは女性と対等でなければいけない。
させてもらうとかさせてほしいという発想は正しくない。
女性に対しては慎重であるくらいの方が、むしろ望ましい。
しかし、若い頃は、たいていうまくはいかないだろう。
皆そうだ。あのガンジーですら苦しんだのだ。
女性に翻弄されるのが男性の通常だ。
いろいろな経験から、解けてくると、良くも悪くも、女性の影響を自分が受けている事を自覚できるようになってくる。
性欲について語る事に意味があるのは、その自覚ができてからだ。
30代も中頃を過ぎるまではアンコントロールだろう。
ただ、暴走してもそれ以上に溢れてくる時期でもある。
私の方法。
酒は飲まない。
朝と夕に読経(漢文ではなくて意味がわかるものがよいと思う。)をして心境をリセットする。これを欠かさないようにすることが万事の秘訣なのではないかと最近思うことが多い。
そして、部屋などの掃除をまめに行う。これは読経の延長で、身でお経を行ずるような気持ちで行えるようになってくる。
あとは、仕事と勉強と運動で生活を詰めていくだけだ。
各々記録をつけるといい。
無論、弱さ故、うまくいかない時もあるが、読経などですぐ気持ちを切り替えることができる。
切り替える事が出来る。そう、これが尊い。
弱者はここで勝負するしかないのだ。
こうしてみると、やはり、恋愛や結婚がうまくいっている男は強い。
そんな男が正しい信念を抱いているとしたら、凄いことになるだろう。
女性と関わりながら女性への執着がない状態。
すべてがうまく回り出すだろう。
しかし、たいていの人はそうはいかない。思い出すら克服できずにいる人もいるだろう。
そうでなくても出来る事はある。それが信仰だ。
自分の弱点は弱点として、他で挽回すればいい。
さて、ここで、いい女性と付き合うために頑張りたいと思った人は、まだ時期はきていない。
そういうことではないのだ。
そういう夢を叶えたいならば、運動と栄養と睡眠さえきちんとしていれば、まず叶うはずだ。
性エネルギーの昇華というのは、男女の関係の先にあるような、社会の心を動かすほどの行動力を生み出すもの源泉となり得るものだ。
正しい祈りが中心にあること。
これが一番大切だ。
ここがすべての源泉となる。
これから先、社会が不安定になってくる。
必ず様々な教えが説かれるようになるだろう。
力を求めようとすれば誤るだろう。
教えを語るものが教えを汚す時代がくる。
普段から正しく祈る精進を重ねておかないといざという時に真偽の区別がつかなくなる。
性エネルギー昇華の実践がなぜ表立ってこないのか。
少し分かるのである。