最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

天皇陛下について思うこと

陛下の儀式が滞りなく無事行われたことを多くの国民は、快晴の中に感じ取れたんじゃないかと思う。自分は身体が軽くなるのを感じたほどだ。
 
二点、書いておきたいことがある。
 
一つ目。
憲法第一章が天皇であり1条に日本国の象徴であること、日本国民統合の象徴であることが書かれている。
憲法に規定されている事柄は、その点については日常的な政争の的から外そうという合意であると考えるのが妥当だ。
天皇制は、社会契約説に基づき、日本国民が日本国憲法において創設した規定である。
天皇制の是非については「憲法1条読んだことないの?」で終わりにしたいところだ。
世襲の中身や政教分離については若干の議論が必要かもしれないが。
  
二つ目。
仏典中に須弥山(しゅみせん)という言葉があることが無視できずにいる。仏教世界の中心の霊山のことを指す言葉であるそうだ。
一方で、天皇はスメラミコトともいうそうだが、これらの言葉の読みの響きには何か偶然でないものを感じるのだ。
もちろん、ごく控えめな願望に過ぎない。
が、もしかしたら仏教徒にも神道の方たちと同じ様に天皇陛下を身近に感じるためのルートがあるのではないだろうか。
物部氏蘇我氏すら知らない太古の歴史ロマンがあったとしたらと思うと、ワクワクするものがある。
 
 
繰り返しだが、皇統は男系である。
そして、それは憲法14条の男女平等の例外である。
変えることは簡単なのだ。