最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

決意の源にあるもの

年始に高校時代の仲間と会い語らった。

私がつまらんギャグを言ったら、本当にボコボコにされてしまった(笑。

久々の感覚である。

学生時代特有の屈託のない瞬間を久々に味わった。

 

もちろん、その仲間たちは皆とても優しくなった。

仲間というのものはいいものだ。

 

私の不飲酒戒は、その仲間に関わる。

今から11年前になるが、久々の再会に涙を流してくれた友と二人で居酒屋にいったのだが、私はその時も飲まなかったのだ。

それくらいの覚悟をもって酒をやめようと思っていた。

もし俺が酒を飲んでしまったら友のあの涙を穢すことになる。

それが私の不飲酒戒の起点にある。

 

そしてマラソンである。

これも仲間に関わる。

友に誘われて始めたのがきっかけだ。

その友が当時億単位で稼ぐ奴だったこともあって、私も少し付き合ってみたいと思ったのがきっかけだった。

もう少し正確に言うと、私はビジネスに色気を出すというより、彼の物事に対する集中力が昔からずば抜けていたことに敬意を抱いており、彼の仕事の成功が因果の流れのようにみえたのである。

彼からはいろいろ学ぶところがあったわけだ。

今年で走暦8年目くらいになるが、走る理由にはその友の存在がある。

 

私は少なくとも2度は完全にドロップアウトした。

その時々に仲間とは疎遠になったりもした。

そういう過去がある。

だからこそだろうか。

今度こそは自分の仲間にだけは恥をかかせたくないという思いがいつもある。

私が努力をし続けたいと思わせる原動力にはいつも仲間の存在ある。

もちろん、私自身の意志もあるが、智慧と共にあるのはいつも仲間である。