最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

一歩を踏み出す

遂に私も庭木の剪定の真似事をしてみた(笑。

伸びて目立つ新芽をハサミで切っていっただけであるけれども、人の意志が入った程度には形になった。

これでいい。

結局、庭師がやるように綺麗な長方形に仕上げるには時間がない。

その気になった時にはプロに依頼すればいい。

私がすべきことは庭木を放置していないことを対外的に示す程度の刈込が出来ればよいのだ。

 

この頃の休日は外の作業に数時間費やしている。

体は動く。

この水準を維持できれば独力で芋の栽培くらいは畑でできるはずである。

そろそろやらねばいけない。

 

こうして様々やるべきことを改めて俯瞰的にイメージしてみると、日々をいかに慎重にそして大胆に過ごしていく必要があるか分かってくる。

必要に応じて適切に動きそれを鍛錬としそして適宜休みそれを成長の機会とする。

このサイクルを極力無駄のないものにしていく。

これがそのまま時間を命を活かしていくことになる。

 

獲得すべき当面の目的は有事に活きる知識とそれに対応した技術と体力である。

主たる戦闘力は自衛隊に委ねるしかないが、自警力は最大にまでしておきたい。

もはやここまで意識せねばいけない時代に入った。

私には庭木の剪定からそれらの目標が一直線に繋がっている。

 

 

可愛い子供達の未来のために大人は命を使わねばいけない。

我々は貧しくなっても子供達だけは豊かにしてやる。

こういう思いだけが腹の底を静かに熱くさせていく。

泥をかぶるとことを恐れてはいけない。

言葉の正義に真っ向から歯向かうことも時にはせねばいけない。

蛍光灯に騙された虫のように生きるな。

太陽に向かうために闇を恐れてはいけないときもあるのだ。

静かに準備を整えていく。