最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

ステルスモードに入っていく

時代は炎症期に入っている。

これが怪我なら今は何をやっても無駄な時期だ。

むしろこれから酷くなる。

回復を手放しで待つしかないという段階である。

 

正当行為で怪我をした高校生や公務執行に疑問を抱いた人々が交番を取り囲むニュースなど時代を象徴するようなニュースが心をえぐってくる。

 

人々は迷っているのだ。

無理からぬものがある。

 

基本に帰るべきだ。

いったん退却という形になったとしてもそれが賢明である。

 

世界の流れをよく観察してみて欲しい。

私はメタバースなどは100%失敗すると考えている。

スペースXの事業にしても特に先進的だとは思っていない。

なぜなら、それらのどこにも本当の意味での革新的な要素がないからである。

人の体に電極を繋ぐことが出来たとしても、老病死は超えられない。

火星探索という動機は野心的であっても所詮は燃料で動くロケットエンジンである以上機構そのものは従来技術であり光速航行には程遠い。

 

結局今のところ世に出ている情報群はすべて資本家のポーズでしかない。

大衆を盛り上げて希望を魅せているだけだ。

相手にするだけ時間の無駄であると私は思っている。

 

基本とは何だろうか。

それはまず何より自分自身を大切にすることである。

自分自身の心と身体である。

どれだけ周囲が荒れていたとしても自分は自分と開き直ることである。

厨子を閉じる!

そして残存能力は等身大の現実に傾注すべきだろう。

今は世の趨勢を眺めるよりも目先の具体的な一つ一つである。

 

利他とか思いやりとかそういう言葉が自分をブレさせていくならば、害悪になっている。

スピリチュアル系は時に毒であるから注意だ。

他よりも自分を癒すことが先決である。

自利は少しも禁止されていない。

大乗仏教は甘やかされた坊主や教団の経営維持のために利用された形跡を私などは強く感じることがある。

悪人に利用されてはいけない。

厨子を閉じる!

 

基本に戻れば次第に自らの中心が温かくなってくる。

しばらくは油断せずにそれを維持することだ。

身近に善を行なえるならば静かに行う。

危険が多いならば悪をなさずにじっとしていることだ。