最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

高市氏の国家観が自民党の政治哲学の核となっていく

岸田総裁が、国民の本音にどう応えていくか。

聞くことが特技と話すが、決断する時には切り捨てねばいけない。

切り捨てて決断するのだが、切り捨てた理由を説明することが政治責任である。

切り捨てれば言葉で配慮したことが結果として嘘になる。

政治的葛藤の果ての決断であったとしても、世間からは嘘つきに見えるのだ。

嘘つきと呼ばれたくなければ信念を隠してはいけない。

かっこつけてはいけないのだ。

岸田総裁は「総理」できるか。

あのかつての野党と同じ様な失敗だけはしてもらいたくない。

彼の国家観が本物かどうかが試されていく。

 

河野氏は知れば知るほど危ない政治家であった。

彼はかつてyotubeで、皇統につき男系が原則だがただしという形で議論を展開したことがあるので、私は彼が女系天皇容認とまでは受け止めていなかったが、今回の総裁選で皇室に対する関心がそもそもないということが彼の振る舞いを通して判明したのであった。

やはり例外を設けようとする者は曲者である。

私は甘かった。

また、親族が中国に会社を持っているということも私は知らなかったことである。

彼は政治に影響はないと言うが、ふつうはあると判断される。

 

ともあれ、親中議員がかなりいると判明したことに改めて驚く。

危機一髪であった。

戦いはこれからであると痛感した。

高市氏は次がある。

高市氏は今回は実質的には勝利ということでよいだろう。

本当に好成績を残した。

当面は岸田総理を支えて河野の再起の芽を潰すことが肝心である。

高市氏の国家観は今後自民党の政治哲学の核となっていかねばいけない。

貴重な人材である。