やられたらやり返す、そんなことをしても問題は解決しない。
そういう大人が多いだろう。
しかし、いいか。
やり返さなくても問題は解決しないのだ。
問題の核心はそのクヨクヨした意気地のなさなんだ。
それは自分が一番分かっているはずなのだ。
そこを破らない限り問題は永遠に先延ばしになる。
ぶん殴れ！
その先はどうなるか。
もしかしたら警察沙汰になるかもしれない。
いろいろ原因を聞かれるだろう。
どうしてこんなことをしたんだと。
そうしたらそこで事細かにすべてを話せばいいんだ。
「その結果、今日こうなりました。逮捕でいいです。逮捕してください」と。
大人に問おう。
この事件を起訴できるか？と。
もし起訴して裁判で無罪になるようなら検察の失敗、もし裁判で有罪になるようなら国民の司法に対する信頼は失墜するだろう。
心ある大人がそこには必ずいる。
子供だけには優しいんだ。
普段のいじめが悔しくて反撃した子供をさらにいたぶる大人はそこにはいないぞ。
逮捕もされないし少年院に行くこともない。
内緒で「よくやった」と小声で褒めてくれるかもしれない。
なめんてんじゃねーぞ！
この気持ちはお釈迦様が無意味だといっても持っていなければいけない。
問題が解決するまでは。
死にたいんだったら死ぬ前にそいつと取っ組み合ってこい！！！
ダサくてもいい。
勝ち負けじゃない。
がくがく震える自分とただ向き合え。
そのクヨクヨした意気地のなさと真剣に向き合うんだ。
代わってやれない。
君を守ろうとしている大人たちはいつもそれが悔しくて悔しくて仕方がないんだよ。
世界の広さに気付いて欲しいんだ。
