最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

中国が主導するRCEPへの日本加入について

結局、団塊の世代は次世代のために何もしなかった。

彼らの若い頃のフィルムをみたことがあるが、我先にという感じで下品な感じがあったが結局その印象はそのままの現実であった。

彼らの多くは伝統と個人主義を自分の都合で使い分けるところがあった。

組織を支配するときは伝統、金儲けをするときは個人主義といった感じである。

時代の狭間で苦闘したのかもしれない。

とはいえ、最後の最後まで結局保身に走り遂には伝統すら打ち壊し、今では多少金はあるが孤独な老後という境遇にある。

 

さて今日15日に国民にとってほとんど不意打ち的に判明することがある。

この国際環境におけるこのタイミングで中国主導のRCEPに加入したとなると、日本の自立の未来はもうない。

火は消えた。

財界の意向があるのだろう。主犯はおそらくトヨタ自動車である。

我々が知っている日本は完全に終わったといっていいだろう。

日本は中国を選んだのだ。

近い将来アメリカにも見放され日本は中国資本の傘下に入り伝統も何かも失うことになる。

西欧の同盟国もやはり日本はアジアとみなすだろう。

思えば、自由主義や民主主義を守る気概は日本の政権にはなかったのかもしれない。

政治家ならやはり中国独裁に憧れるか。

選挙を必要とせずに権力層に居続けられるとするならば、甘い幻想を抱いていたのはむしろ呑気な国民だったのかもしれない。

そしてメディアである。

とにかくメディアはRCEPについて詳しく問題点を伝えようとしなかった。

日本取り巻く政治状況がここまで変化しているのにも関わらずである。

驚くべきことであるが、それはある意味予想していたことである。

しかし、自由の場と思われていたネット掲示板ですらスレッドがほとんど立っていないのだ。

そういうことだったのかと今更ながら思わざるを得ない。

 

屈辱と感じるべきだろう。

私は誇りの欠片もない政府の判断に恥すら感じている。

経済と軍事は不即不離である。

日本は同盟国を裏切った。

次に日本が危機に直面したときにすべてが顕在化するだろう。

戦争はもうはじまったと判断して間違いはない。

 

昨夜、個の充実について書いたが、マイナスからのスタートになるだろう。

 

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