様々な局面において鍛錬を続ける。
おそらくその幾つかは鮮やかに失う時が来る。
しかし、そうであるからこそ美しさがあり胸を打つ。
そして継承されていくのだ。
教えだけは失うことがない。
だからこそ救いなのであるが、教えに籠ることになっては利他の精神に自ら反していく事になる。
いろいろな場面において挑戦し鍛えていく。
これは自分の為ではなく他の為に。
性エネルギー昇華の実践はそういう方向をもっていかねばいけない。
自分を助けるためにするのではない。
法を中心にして生きるのである。
この時代において重要なことは恐れないことだ。
恐れればそこに打算が生じる。
妥協した分だけ中心がぶれるのである。
激情から突進することも間違いである。
それは恐れの裏返しに過ぎない。
よく真理を理解して不安を滅する。
そして恐れの本質を見極めるのである。
これが第一歩である。
時には立ち止まり、時には迂回し、確実に目的に到達していこう。
淡々としている方が基本的には正しいと思ってよい。
引っ込むことなく鍛錬を継続していこう。