最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

忍辱波羅蜜

追い詰められたとしても、嘘をついたり、立場を利用したりしないことだ。

言い訳は踏み外すきっかけにしかならない。

この覚悟を持つ。

苦しいと思う。

しかし、天はそこをじっと見守ってくれている。

怒りがこみ上げてくることもあるに違いない。

しかし、そこをグッと堪えて智慧に変えていくのだ。

これは我慢ではない。

ひとつの挑戦としていく。

忍辱波羅蜜として。

 

忍辱波羅蜜を通して魂を磨き清浄なものにしていく。

そして、人を許すという最も困難な仕事を成し遂げ、魂を成長させていくのだ。

怒声、皮肉、陰口、両舌、嫉妬、心を締め上げてくる一切のことに対して不動の覚悟で臨んでいこう。

不動明王様をイメージしよう。

これからの時代は、強さも必要なのだ。

あの火炎は智慧の象徴である。

煩悩を一切焼き尽くしていこう。