言うべきことを言う。
もうこういうことはいい。
やるべきことをやる。
これ一つである。
能書きを垂れ流すならば黙って行為に徹していく方が今の時代は優れている。
この時期に下手な説法はむしろ要らぬ反感を買うだけだ。
恥知らずの勇気はもう唾棄されるべきである。
大雨災害と武漢コロナの二面作戦になっている。
政府に対してどうこう叫びたく気持ちは分かるが、もう公務員に出来る事は限られてきている。
これからの時代は自らがやるべきことをやらねばいけない。
これは通常心を暗くすることである。
なぜならばやりたいことではないからである。
しかし、本能的なものを超えていく修練をせねば魂が生存できない状況になりつつあるのである。
久しぶりに尾畠春夫さんがニュースにあがっていた。
泥をひとかきすればその分だけ綺麗になる。
そんな言葉があったけれども、行き方としてはこの姿勢しかないだろう。
自暴自棄になって今を忘れることほど愚かなことはない。
先は見えない。
しかし、今の一歩を軽んじれば先はないのだ。
忍辱行と併せて踏ん張っていくしかないのである。
その底力をささえるような静かな勇気を持っていこう。
そこに絶対的な明るさの可能性が潜んでいる。
神仏を自分が選んだ気になっているうちは慢心だ。
神仏のお役に立てるように精進することのみである。