最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

新しい計画を持っていく

経団連のような団体がまともな未来を描いているかといえばそうでもない。

かといって経済とは無縁の公務員が市場を語るのもどうかと思う。

要するに、詰んでいる。

 

今では外国の事情もだいぶ理解されるようになってきており欧米が進んでいると考える人もかなり減ってきている。

一方でアジアの嫌な部分も増幅しており関わりたくない。

こちらも詰みつつある。

 

もう参考になるような手本がないということだ。

日本がこれまでに一度も体験したことがない状況なのかもしれない。

私も刷り込まれてきている部分は自覚がある。

そこから外に出れば足場を感じにくい。

 

そして人類はどうなるのだろうか。

この異常気象に武漢コロナ。

私達の死因は何になるだろうか。

商売がダメになったらどうやって生活していけばいいのだろうか。

企業はサラリーマンより簡単に潰れる。

 

今日、電車の中でマスクをせずにずっと電話で商談している50代半ばくらいの男がいた。

声が太く虎のような風貌でテストステロンの値が高そうな男である。

しかし、言外に何やら追い詰められているような気配があった。

何かトラブルがあって確認につぐ確認で焦っているような雰囲気であった。

私は直感的にこいつはもうダメだなと思った。

このクラスの男ならば経済さえ普通に回っていれば生活に困ることはないだろう。

無神経という言葉を代名詞にしても不自然ではないような人間だからだ。

しかし、世間は弱った悪人には容赦はしない。

あのような男でも選択肢がなくなれば脂汗をかいて詰むのである。

 

今必要なことは正しい計画を持つことだ。

詰んだ先に至る計画を。

違う結果を望んで同じことを繰り返すのは真正のバカのやることだ。

違う結果を望むのならば大胆にやり方を変えるしかない。