経済政策でどうこうできる段階にもうないといってよい。
それに頼るならば誰が総理になっても批判で潰されるに違いない。
なぜなら打つ手はもうないからだ。
ワクチン接種もおそらくうまくはいかない。
今何が必要か。
私は人間としての素直な心情をみせることだと思う。
ロジックを離れ気持ちを素直に語ることだ。
「この武漢コロナ禍の原因は中国共産党にあると私は考えている。総理としてこれ以上ない怒りを感じています。私は地獄に落ちてもいい。必ず彼らに責任をとらせるように政府として努力をするから国民の皆さん今はどうか力を貸してください。」
この一言を総理が言えば国民に共に戦う気が起きるはずなのである。
どういう理由で中国共産党を責めないのか。
今多くの国民はそこに苛立っているのではないだろうか。
春節に合わせることは理性的な経済戦略なのかもしれない。
しかし、そんなちっぽけな戦略はもう捨ててしまった方がいい。
人は言葉によって迷い言葉によって救われる。
菅総理はもっと言葉を大事にしないといけない。
地味であることは別によい。
問題は肝心な気持ちを総理がお持ちであるかどうかである。
気持ちがあれば気持ちのままに自分らしく語らなければ。
ロジックや調整とかいったものはもう通用しないのである。
これからは純真な覚悟だ。
人は胸が震えたときに動く。
菅総理はこれをすっかり忘れてしまっている。
頭を下げたからといって覚悟のない者はなめられるだけである。
戦時は獅子吼のように魂を鼓舞することも大切である。
冷静であることはよい。
しかし冷静を装うことはいけない。
今の政府がしていることである。
それでは日本人の霊性を生かすことはできない。