東京の感染者が増加しているが、こんなことは分かっていたことである。
今更驚くようなことではない。
ただ、多くの人がマスクをして警戒してきた中、マスクをしない人が増えてきた。
なぜマスクをしないか。
そこを想像せねばいけない。
おそらく、自分の人生の未来が見えないのである。
徳切れというやつだ。
こうなるともう負のスパイラルである。
もう終わりなら他人なんてどうでもいいという発想に染まる。
こうなると正しい言葉はもうしばらくは届かない。
寝ている時に日の光が邪魔なのと同じである。
景気が悪くなればマスクをせずに咳をするような人も出てくるだろう。
隣の人がそれをするかもしれないことは覚悟しておいた方がいい。
運が悪ければそれがもとで感染するかもしれない。
そうなってしまったらもう例えようがない大変な修行になるだろう。
後悔しないように人事を尽くしておこう。
余裕があるならたとえば電車に乗るなら座席指定だ。
鉄道会社に貢献でもできる。
発想を切り替えていこう。
前の記事でも書いたが逃げれば逃げるほどウィルスには弱くなる。
断酒し睡眠をしっかりとり規則正しい生活をしつつ普段通りでいくことが肝心だ。
体調を崩したと思ったらその時には葛根湯などの漢方で対処してとにかく動かずに休む。
これが正真正銘の人生の岐路である。
正しい選択ができるように普段から修行に励もう。
これは徳力の問題である。
ひとつはっきりさせておこう。
読経をして培ったものがどこに宿るか。
それはマスクを着用したり手を洗ったりすることに宿るのである。
なすべきことをなせることに宿るのだ。
そこに感謝をしていけばそういう新しい習慣に対して不平不満は絶対に出てこない。
この状況が数年続こうが苦になることもない。
がんばったら続かずに負けてしまうだろう。
信心信仰のある者は感謝しかしない。