最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

最近の薬剤師はよく喋る

薬剤師は必要か?

 

いつくらいからか処方箋をもって薬剤師のいる薬局で薬をもらうようになったのは。

何年か前に胃腸炎で病院に行って診察を受けたあと、処方箋をもって入った薬局でまた症状を聞かれた時に少し切れそうになった記憶がある。

同じことをなぜ私が二度も説明しなければいけないのか、と。

冗談抜きで気持ち悪かったので「さっき医師に説明したぞ。」と凄んだら申し訳なさそうにすぐに薬を出したが、あれ、薬剤師が患者視点で丁寧なサービスを提供しているつもりならばはっきり言って間違っていると思う。

 

今回の武漢肺炎がもし病院で治療が可能になった際、薬剤師を経由させることは間違いなく段取り上の障害になると私は思う。

また、病院の近くに薬局を建てていることがほとんどなので、どこかで繋がりがあるのだろうけれども、そうであるならばなおのこと無駄な設計であるし、なぜ患者をわざわざ薬局まで自分で移動させるのかも全く理解が出来ない。

 

さて、今回の緊急事態においてどうしたら薬剤師は活躍できるか。

軽症者の自宅待機は基本的にそれでいいと私は思っている。

原則自然治癒である。

しかし、それでも対症療法として有効な痛み止めとか解熱剤のようなものは必要になってくるはずである。

その時に、医師の診察が必要で薬剤師の対面販売でなければ必要な薬を手に入れることができないということで本当にいいのだろうか。

かかりつけ医との連携で特例的に郵送での薬の処方というのも考えらるが、症状のチェックのために薬剤師を患者のもとまで派遣させる仕組みがあってもいいかもしれない。

 

ともあれ、私は薬剤師の最近の仕事ぶりには少し懐疑的である。

患者目線からは程遠いものを感じます。

黙って処方通りに早く正確に薬を出してくれればそれでよいのです。