現象は済んだこと。
それは学びとして捉える。
意を不動明王様の如く固める。
智慧の炎で祈りを浄める。
現象にとらわれずに、身口意を大乗利他に向けて一体にしていく。
その集中こそが祈りだ。
多数作善。
人の見ていない所でこそ努めていく。
肉体は苦しみの集まるところだ。
感覚より奥のその先に集中していこう。
周囲が混乱していようとも、予測が役に立たないような状況になろうとも、押し戻されようとも、覚悟の核心は普遍であり変わることはない。
現象にとらわれて意を崩してはいけない。
それこそが邪悪の範疇に入ることだからだ。
魂にすべてを注ぎ込もう。
性エネルギーは菩提心を強めるために用いるのだ。
言葉に真実を込めていく。
行いに真実を込めていく。
これが仏道に生きるということだ。