最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

迷ったら常に基本に戻る

しばらく世間のことを多く書いてきたが、この世の法は、この世だけに通じる法でしかない。この世の法というのは法律だけでなく一般的な教養も含まれる。

 

原則を確認したい。

魂は世間の法に縛られることはないのだ。

政治によって魂がどうこうされるということも本当はない。

 

性エネルギー昇華は正しい信心信仰と結ばれてはじめて福徳となる。

密教の言葉を使えば、神仏との入我我入となろうか。

密教では師は絶対であるので、師への帰依を通じていくことになるだろう。

そこはもう理論や理屈ではない。

 

今後、世相が乱れていくに違いない。

そういう中にあって感情のままに刹那的な快楽を求めるようになると肉体はおろか魂までも細っていくしかないだろう。

時代がどうなるかは、肉体を持つ個人としてはどうすることもできない部分がある。

また、もはや政治で時代が変わるような時代でもないかもしれない。

疫病、地震、異常気象、そもそも政治でどうにかできるものだろうか。

 

確かに世間の法を甘く見積もってはいけない。

しかし、その有効範囲はしっかり見定めておく必要はある。

有効範囲を超えた事象については、もはや信心信仰で克服するしかないのだ。

そして今後はそれが主となっていくだろう。

定三昧からの性エネルギー昇華の実践をすることで様々な無用の消耗が避けられる。

煩悩足菩提で踏ん張っていこう。

神仏の智慧だけが理不尽を超えさせてくれる。

肉体は苦しみが集まる場所でしかない。

ここをはっきりとしることで定に入りやすくなるはずだ。

功徳を積んでいけるような生き方を常に心がける。

どこまでいっても大乗利他である。