最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

人を許せるか 勇者の資質について

ガンジーが重要な指摘をしていた。

人を許すこと。それが真の勇者であると。

これがなかなか難しいことは経験上誰しも分かることだ。

許すとはどんな状態であるか。

それは、本来の自分を取り戻している状態のことであろう。

すなわち、気に入らない人間の何かが自分の心の壁を破って侵入してきたことによる混乱を無事収束せしめることができたことが許したという状態であろう。

 

自分の心の構造を変に複雑にしないことが大事だ。

神仏への帰依がひとつあればそれで十二分であることにはやく気付こう。

そこから集中力も忍耐力も包容力も漲ってくるのだから。

信仰を持てば、心に悪意が侵入してきたとしてもそもそも壁がない。

相手は攻撃対象を見つけることすらできないだろう。

変な奴と思うしかないだろう。それでいい。

ちなみに、必要な制裁は、修行が達成されたと判断された時は、護法神様がしてくださる。

 

では、反撃すべき時はどういう時か。

それは、肉体や財物に危害が及びそうになった時だ。

次に、脅迫や詐欺、偽計や虚偽の風説の流布等があった場合だ。

要するに、常識や法律から判断して許されない行為については、現場で実力をもって法の回復を図るか、警察にすぐ連絡だ。

「社会の問題を個人の計らいで許してはいけない。」

意外にここを間違えている人が多い。

反撃してもよい時はある。これは無抵抗主義とは領域を異にするから矛盾しない。

心身は常に鍛えておいた方がいい。

特に筋トレは大切だ。男ならば腕立て腹筋スクワットは基本だ。