最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

他に尽くすとは何だろうか

借金の保証人になることは含まれるだろうか。

幸福というものについて正しい見解に立たないと、間違ってしまう。

これは私も今日から改めて実践したいと思ったことだが、まず心に邪念を抱かないということだ。

怨む心、傲慢な心、自分も今から正そうと思う。

他に尽くす第一歩は、心を明るく正すことであると思う。

これだけでも相当な難所だ。

そして、相手の仏性に尽くすことだ。

教えは語らないと意味がない。

もちろん、体で語ることもできる。

自分の心が、物や形に囚われていると、相手の幸福を正しく祈れない。

物をあげることが正しい行いではないこともあるのだ。

欲楽に身を浸し切っている時には、仏性に仕える人の行動の意味が全く解せない。

物が欲しいと思っているのに、何もくれない人に感謝ができるだろうか。

いろいろあべこべなことになってくる。

心を明るく正すことができれば、こういうことは減ってくるのだ。

相手に仏性の存在を気付かせて未来に希望を持ってもらうことが、親切の根幹だ。

他に尽くすということである。