手本がない。
自分が親になった時に、そこが弱点になるし、心の穴もふさがる事はない。
道徳的に悪い親でなかったとしても、自分の気持ちばかりぶつけてくる親には問題がある。過保護や過干渉だ。
親と戦うことでほとんど消耗してしまっただろう。
十分に休む場所もなく。
子育ての本当の責任を果たすことなく子供に自立だけを促す親はごまんといる。
親の本当の責任は、子に「正しい」愛情を注ぐ事だ。
自立してはやく離れるべきだ。
難易度の高い人生を自分が選択して生まれてきたと思うほかない。
そして、自分自身を師としていけるように自分自身を鍛えていく。
他に頼っても虚しくなるだけだ。
今でもそう思う。
他をあてにしてはいけない。
自己と法のみを頼りとしよう。
神仏にすべてを委ねる。
親がいなくても立派な人生を歩む者もいる。
足りないという感覚は妄想だ。