最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

休日の過ごし方について

休日の過ごし方としては、掃除片付けに尽きる。

やり方であるけれども、自分に近い所からやる方がよいと思う。

自分の部屋があるならば自分の部屋からやる。

草取りでも同じである。

自分の家の周辺から外に向けてやっていくのがいい。

掃除というのは一種の防備であり結界であるから、まず自らの周辺を整えることが先決である。

そして、水回りと玄関だ。

休むのであるから自分を大切にしなければいけない。

 

休日ともなれば旅行や外食というのも確かに悪くはないが、本陣はがら空きになる。

何も禁じられていないのだから好きにすればいいのであるが、何らかのダメージを負っているならば、やはり自宅である本陣で静かに過ごすことが一番良い。

最悪なパターンは飲み会であろう。

酒については言うまでもないが、それ以上の害悪は愚痴と悪口である。

酔うと巻き込まれて唇が寒くなるはずである。

語れば印象を強くしさらに傷が深まるだけであるから、飲み仲間には断酒を宣言してその後のことは彼らに任せてしまえばいい。

あいつは飲まないからつまらないということならば自然に縁も切れていく。

 

結局、掃除片付け以上にダメージの回復に役立つ手段はない。

この真実が広まってしまうと宗教家も占い師も多くが廃業に追い込まれてしまうから黙っているだけである。

人間は判断ミスをどうしてもしてしまうものである。

ミスは仕方がない。

大切なことはそのフォローができるか否かである。

そして、そのフォローがつまるところ魂の回復なのである。

掃除片付けが大切と説く私のブログは極めて通説的であるけれども、通説が通説たる所以をここまで解説しているところは他にはないはずである。

 

魂の回復に呪術など全く不要であると私も思う。

もし呪術の効用と同じものがあるとしたら、掃除片付けをした後のすっきりした感じであろう。

あの感覚を密教的というならば確かにそうである。

だらしない生活をし部屋は散らかり放題といった状況において真言を何万回唱えようともそれは結局カルトのようなものであり本当の教えを冒とくするものである。

 

寝る前に明日の仕事の見通しを立てて書類を整理しておくとよく眠れるはずである。

酒と睡眠薬で誤魔化してはいけない。

手順を飛ばすからそこにストレスが生じてしまうのである。

奇策など全く役に立たない。

物事に対する真摯さのみで立ち向かう勇気が本当の力強さの源泉になっていく。