失敗は成功のもとというが、失敗になっているか。
適当にやった結果の失敗などは糧にはならない。
本気でぶつかった結果うまくいかなかったときが失敗だ。
本気とは感情的に真剣になることだろうか。
いや、感情的に真剣になっても今ある智慧をすべて出し切っていないならば本気とはいえない。
失敗という輪廻を繰り返しても定を三昧の域へ持っていくべきだ。
これは例えるならば、意志という魂の筋肉を強化させていく過程である。
辛苦というウェイトを利用したトレーニングといえる。
性エネルギー昇華の実践を通じて鍛え上げるのは、真理に適った意志を鍛え上げることにある。
それは仏性を磨くということでもある。
忍耐力はあらゆる諸徳のうちの基礎中の基礎だ。
瞑想とはやはり本能と対峙することにある。
肉体的なものに迎合していくほどに仏道からは遠ざかる。
性エネルギー昇華の実践を甘くみる者にそもそも瞑想はできないだろう。
魂に力を与えていくことが瞑想の本質であろう。
性エネルギー昇華の実践共同演習18日目無事達成。
