ハロウィンは、言ってみればこっくりさんと同じような作用がある。
ハロウィンという祭りの淵源はどうであれ、実際は悪魔祓いなどではなく魔を呼び寄せている。
よくよくフラットに観察してみて欲しい。
CMとはいえテレビのスピーカーから悪魔のような笑い声を流していること自体がおかしいのである。
そういう祭りであるからというのは後付けの理由でしかない。
私はすぐにテレビを切っている。
ハロウィンが開催されるたびに破廉恥な事件が必ず発生する。
これは認知件数であり、実数はもっとあるだろう。
魔に憑依されて頭がおかしくなってしまった若者が起こす事件である。
妖怪ウォッチのOPは意外によく描写できているのではないか。
まさにあのような感じである。
魔がはびこることを奨励するかのような祭り。
それがハロウィンである。
さて、こういう破廉恥な時世には法律による規制が強くなる。
理由は何か。
個々人の生き方としての自制が効かないからである。
かりに菩薩界のような社会があるとするならば、すべて不文法で足りるのだ。
明文規定など稚拙な規範に頼りはしない。
子供じゃないんだから。
こういう社会を本来は理想としたいところであるが、しかし、実際はそうはいかないのが現実である。
明文がなければ、法的根拠を示せというあの左翼の病をみれば明らかであろう。
まさに魔が差し込んでいる。
そして今度は法律がなければ何をやってもいいという発想になっていく。
社会自体の靭帯を切り崩すことですら平気で行うのだ。
個人の自由という概念を逆手にとる。
私はハロウィンを国が取り締まれなどとは言うつもりはない。
しかし、ハロウィンがとても危険であることは警告しておきたい。