最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

闇の中で太陽の如く輝く

地球のあり様に急激な変化があるのだから過去の経験はもう参考にならない。

これくらいの心持ちでいた方がいいように感じる。

暑さや寒さが肉体に与える刺激を軽く見積もっているとずれが大きくなる。

本当の現実はすでに肌で感じ取ることができるはずである。

もう変わったのだ。

経済も文化もそして農業や漁業といったものもそれらの根底的な変化がそろそろみえてくるだろう。

人間の行動など本当は単純なものである。

突然の食糧難がきたときの諸外国の政治的な動きに皆同様に落胆するだろう。

約束が破られた!と。

国同士の約束は絶対に破られることになる。

気が狂いそうになるようなニュースや言論がこの世を覆い、美辞麗句で気取っていた者から怒り狂い、奪い合いの事件で多くの人が地獄に落ちる。

 

この程度の闇といえるほどに修練を積むなら今しかない。

一食一食を大事に。

自分にとっての必要量を正確に把握することだ。

肉体に必要な栄養がいきわたるような食事をとるべきである。

高級か否かではない。

栄養があるかどうかである。

そして、その栄養を血肉にするための鍛錬を意志の力をもってする。

だるかろうがやるのだ。

肉体を鍛えることはそのまま心を調律することである。

暑さや寒さにも慎重に対応したい。

手洗いうがいも大切になってくる。

すでに戦場にあるとの思いで日々に仕事をする。

金を稼げ。金は弾薬と思えばいい。

休むことなど考えている暇はない。

24時間働く気概をもつからこそ、その功徳をもって安眠を得ることができるのだ。

この境地にあっては安眠ももはや仕事のうちである。

前にも書いたかもしれにが、枕元には何か武具をおいておくべきだろう。

冗談ではない。

私は常にベルトをおいてある。

もはや経済だけが戦いではない。本来の意味での戦いにも備えるべきだ。

 

目の前に現れた課題の克服のみに集中する。

ここからは乱れた時代にとらわれてはいけない。

しっかりと自ら精査した伝統や社会規範は使える限り使っていくべきだ。

混乱して自暴自棄になってはいけない。

日々の瞑想は必須であろう。

瞑想なくしてこの集中なしである。

ぼんやりと優しい気持ちになることではこの時代の難局は乗り越えらえない。

有害な人間とは縁を切れ。

簡単にそういう者達の理解者になるな。

つまり、有害な人間からの様々な言葉や態度を絶対に受け取ってはいけない。

これは己の信念を全面的に開示していくことで達成できる。

もう遊んでいてはいけない。

遊んでいるだけの時間もないはずである。

 

生き切った先の意識の先には続きがある。

そこで会える者同士が親友である。

今は孤独でもいいだろう。