状況が激変しても変えないことが正しいこともある。
逆に、状況に変化がなくても果敢に行動すべきときもある。
基礎が充実していればいるほどこのあたりの判断は精確になってくる。
調子の良し悪しは天気のようなものだ。
最近ではそういうものは無視しているような感覚である。
呼吸が言ってみれば計器である。
不調で視界が悪い時は頼りになるのは計器のみである。
意味も意識も曇る時こそ呼吸を正す。
これから先はずっとこんな感じになるぞ。
霊的な晴れ間は減っていく一方だと思った方がいい。
意識が明るくなることが救いではない。
意識が暗くても利他行に進めること自体が救いなのである。
目くらましに恐れおののいて退転してはいけない。
自分を信じろという人がある。
しかし、あらゆる自分の中から真我を見出さねば輪廻を繰り返すのみである。
呼吸を正して行いも正すのだ。
常に誘惑されている。
無理解に囲まれてもなおそれを一つ一つ退けていく。
本当に困難な時代を迎えつつある。
言葉の意味にとらわれるという初歩的な失敗によって無間地獄に落ちる者が続出するだろう。
呼吸を正せ。