昔書いた自分の記事に学ぶこともある。
これはとてもおもしろいことで、やはり時の経過だけでははかれない何かがあるように感じる。
四十路以上の指針として過去の記事に加えていきたい。
性エネルギー昇華において自然に触れるということが大切だ。
これが最新の視点となる。
心に感動がないと時間ばかりが過ぎていく。
ルーチンワークは性エネルギー昇華の妨げになる。
しかし、その感動が激情的であれば破綻する。
では、何によればよいか。
感動は自然に由来したものがよい。
野道にはえる雑草ですら、よくみれば感動の芽はあるものだ。
今は満開の桜があるが、霊性をもっと精彩にしていけば、365日発見はある。
その発見の感動を架橋するように日々の戒定がある。
戒定についてはこのブログではよく書いているし、今も欠かすことなく私は実践している。
そして、肉体に、すべての細胞に常に感謝の念を持ちそれを行き渡らせる。
そのためには呼吸を正していく。
呼吸を正すことをそのまま瞑想としてよい。
座って行うこともよいが、どんな状況でも呼吸を正す。
そして、核心はひとつしかない。
今が健康であろうがそうでなかろうが、残されたところの命を感じ取って丁寧に生きていくという覚悟をもつだけである。
よくなろうと思わないことだ。
ゆえに、やることは皆同じであるように思う。
ただ相応というものがあるだけだ。
人それぞれその魂に相応しい学びがあるというだけだ。
朝起きて出来る限り激情的な状態にならないように感謝の念を持ちながら丁寧な呼吸を心掛けることが性エネルギーを消耗しない秘訣であるように思う。
特に人間関係については細心の注意を払うべきだ。
呼吸が整っていれば言葉を気をつけることは難しくない。
食事は腹八分。少なすぎもよくない。
性エネルギー自体の高め方については、下半身から背筋の筋トレをしっかりやればよいと思う。
ただ、激しくすることは様々、波が大きくなる原因になる。
波が大きくなればそれに応じた落ち着かせるための力が必要になって来るので、性エネルギーという観点からはやはりほどほどがよい。
ジムへ通う。ランニングをやる。それらは健康的にやれるならば断然やった方がいい。
ただ、四十路も終盤頃になると力を出し過ぎることが問題になるということだ。
表現が難しいのだが、なるべく波を小さくする。
激しいことから大きな感動を得ようとする方向は、つまり幼いのだ。
自然を通して己を制御する。
この大きな循環に委ねることが精妙な感動を生じさせて生活に潤いをもたらす。