連休は肉体の鍛錬を始めるには絶好のチャンスである。
この機を逃さなければ確実にワンランクアップした自分になることができる。
初心を思い出す。
私の場合は久しぶりにFacebookで再会した友人からマラソンを誘われたことがきっかけだった。
彼は高校時代非常に勉強ができる奴だった。
東大模試で全国3位になった実力を持つ。
私は当時彼の影響を多分に受けて受験勉強をすすめていた思い出があったので、それと相まって彼とマラソンをやってみることにしたのである。
始めのうちはかなり疲れた。
そして疲労困憊してかなり休むことになる(笑。
朝走ってそれが体力の分を超えていた場合、昼寝が3時間くらいに及んでしまうこともあった。
夜走った時には疲れ過ぎて眠れなくなったこともあった。
今思えば、練習の計画性のなさに尽きるのであるが、当時はまだ40代になったばかりで若さの火が深奥に多くくすぶっていた時期でもあったからそれが出来たのであろう。
最初の一回目の筋肉痛の地獄は連休中に経験しておくべきである。
これが最初の難所であって、そこからは計画さえきちんと守れば徐々に力をつけていける。
もちろんそれは、アスリートを目指すのではなく、単純なる鍛錬としてである。
練習量であるけれども、週2でよいと私は思う。
仕事や家事の質や移動の量などすべてが関わってくる。
サラリーマンの人の場合はさらに毎日の時間厳守という条件が重くのしかかってくる。
もし週2でジョギングを継続で来ている人がいるならば、むしろその人はかなり強い精神力の持ち主といえるだろう。
限られた条件下における週2だからこそ難しいのである。
ただし、私のように肉体的にそれほど恵まれていない者であっても、7年も続けていると、時間さえあれば、週4くらいで走れるようになる。
5キロくらいの距離は疲労にあまり影響しなくなるからだ。
なので、継続の先には道は開けていると明るく考えておいてよい。
始めの数年は週2ということである。
さて、16時を過ぎた。
そろそろ走りに出かける。
外はまだ非常に暑い。
しかし、帽子を日よけ付きのものにし、水分補給を確実にすればジョギングはできる。
少し走ってみればその日の体の調子は分かるので、調子が悪ければすぐに引き返せばよいのである。
シンプルである。
大切なことは実際に着替えて外に出ることだ。
次元を変えるとはそういうことである。
一緒に走ろう!