トランプ大統領の演説はひとつのショーだ。
あれはおそらく雄弁を気取ることが積極的に評価される文化の上にある。
しかし、日本は違う。
菅首相の答弁はあれはあれで全く問題ないと私は思う。
菅首相の叩き上げてきた個性だ。
問いに対して答える。
そこが出来ているならばどんな準備の仕方をしようがそれは個性である。
地味であることの何が問題だろうか。
一問一答。
そこに全集中する。
パネルをカメラに向けてクドクド喋るな戯け。
反日野党に言いたい。
人の個性をいじるいじめっ子みたいなことはやめろ。
質問に罠をしかけることに専念し過ぎて国益を忘れてないか?
おまえらも全国民を代表する国会議員だろ。
菅首相が伝えたいことは選挙で国民が判断したことに対して実直でありたいということだろう。
たとえばそのために人事権を行使すると。
正当な民主的プロセスを経た上での権力行使である。
はじめから切り捨てると言っている。
政治というのは切り捨てられる側からみれば残酷以外の何物でもない。
菅首相はそこをよく分かっているという印象を強く受ける。
さて、やはり話題はこちらだ。
今夜からはアメリカ大統領選挙である。
トランプ大統領の再選なるか。
トランプ大統領の集会の熱気には凄いものがあるということだ。
全世界が見守っている中遂に投票がスタートした。
CNNはじめとした大手メディアはバイデンを予想する。
日本のNHKも巧妙なバイデン押しのように感じる。
しかし、いくつかの調査会社はトランプを予想しているようである。
私は控えめにトランプと予想する。
というのも現在、私が願うことはただ一つである。
アメリカよ、分断の道だけは絶対に選択してはいけない。
これである。
私の読みではおそらく中国共産党の狙いはすでにそこにシフトしつつあるのだ。
もはやトランプでもバイデンでもない。
中国共産党は最近になりどちらが大統領になってももうアメリカの対中姿勢は変わらないと判断しているはずだからだ。
したがって、彼らは端的にアメリカの分断工作を狙っていると考えられる。
アメリカは絶対にこの罠にはまってはいけない。
自ら弱体化するような選択だけはしてはいけない。