最後の祈り

我ら一同、未来永劫、逆賊の誹りを受けることになるが、それでもよいか

荒れ果てた時代を見通してみる

私は郵便業務は陸上自衛隊が担当してもよいほどの重要任務だと考えている。

電磁波攻撃や破局噴火による火山灰などに遭遇した時にデジタルインフラはほぼ全滅する。

地震であっても電力が落ちれば同じだ。

政府が死守すべきはそういう事態に至った時の国民の人権である。

通信の自由は自由権であるが国家も重ねて保護を与えるべき時代がきている。

 

もちろん新しい技術の開発は重要である。

しかし、それがいかに脆弱な基盤の上にあるかという認識だけは絶対に忘れてはいけない。

政府はむしろその基盤が破壊された時にワークするシステムを事前に構築していく責務があるといっていい。

 

とはいえ、政府に過剰な期待をしても仕方ないと言わざるを得ない現状がある。

今日本版民間防衛という本を再読しているが、自助が大切になってきそうである。

家族や信頼する仲間との連絡方法、何かあった場合に落ちあう場所や秘密の暗号、物資の隠し場所など事前に取り決めておきたいことは山ほどある。

そして何より重要なことは食糧の確保である。

もう動いた方がいい。

 

ともあれ、戦争の可能性である。

日本は行き方を決定していくべき時期に来ている。

戦後の非武装主義が間違いであることについて私には理由がある。

これは教えの観点からの指摘である。

他の信頼を得るための努力というのは所詮は黒い努力なのである。

攻撃されないための努力は黒い努力である。

断言しよう。ただの利己的な努力である。

したがって相手がそれに縛られることなどないのである。

必要な軍事力は持つべきである。

そして憲法上素直な日本語解釈に立ち戻ればそれは何ら支障はない。

動かぬ結論して自分達の郷土は自分達で守るしかない。

このプレッシャーから逃げてはいけない。

アメリカに金を払っているという奴が必ず出てくるが、金と命が天秤に乗っているのだから結論はすでに出ている。

誰が大統領になろうとも共和党だろうが民主党だろうがアメリカは日本に対して本当にいざという時には何もしないと考えておくべきである。

日本が必死に戦っていれば日米同盟が機能しアメリカ軍による多少の後方支援はあるかもしれないが、日本固有の防衛問題についてアメリカ軍が最前線に立ち日本が後方支援にまわるなどということは絶対にないことである。

アメリカは現在大事な同盟国である。

だからこそ、アメリカの存在は忘れてしまった方がいい。

これが白い努力になる。

頼り方を間違えれば関係が悪化してしまう。

敵は間違いなくそこを狙ってくるから自主独立の気概は意地でも持ち続けないといけない。